近年、国内でも 5G サービスが順次開始され、5G に対する注目度はますますに高くなっております。そうした背景を踏まえ、シスコでは 5G に関するホワイトペーパーを、新しく 2 つ公開しましたのでご紹介いたします。
日本でも「beyond 5G」の議論が始まり、エンドツーエンドネットワークスライシングの方式検討はより重要になります。今回は、固定網スライスを中心にアップデートします。業界でも検討は進んでおり、組織間の連携も増えてきましたが、それでもドメインを超える検討は不足しています。分散コンピューティング、エッジコンピューティングとの相互作用など、抜本的なアーキテクチャ見直しを視野に入れて検討したいと考えます。
第 9 章第 2 回目の今回は、セグメンテーションや可視化と言った具体的なセキュリティ方法論、そして「ゼロトラスト」アーキテクチャについて記述します。
第 9 章では、5G 時代のトラスト・サイバーセキュリティについて記述します。前半では、「トラスト」を保証するための方式と技術、そして 5G アーキテクチャにおけるセキュリティ考慮点について述べます。セキュリティバイデザインや、企業システムと通信事業者の融合についても触れます。
昨今のデジタル技術の進化に伴い、多くの企業では競争力の維持・強化を図るためにデジタルトランスフォーメーションに取り組んでいます。今回は、5Gを活用して企業のデジタルトランスフォーメーションへに貢献するという観点でのサービスユースケースをご紹介します。
これまでの章では、5G におけるアクセス、トランスポート、コア ネットワークおよび仮想化基盤ならびに DC ファブリックのアーキテクチャについて見てきました。同時にエンドツーエンドのサービス基盤構築手法と自動化、5G のエンタープライズにおける可能性とそれを実現するスライシングについて見てきました。それらを踏まえて、本章では 5G における具体的なサービスのユース ケースについて紹介します。
前回は、5G/Hetnetの企業向け活用というテーマについて、その背景と多様なサービスの融合の可能性について記述しました。今回はそのための要素技術について述べます。
シスコでは、これまで多くの企業ネットワークシステムを手がけてきた経験から、これからの時代における、価値の高いモバイルサービスを模索しています。いかに簡単に、シンプルに、セキュアに、ポリシー一貫性やプライヴァシーを保ちながら、魅力的なサービスを提供するか。本章では、Cisco が提供しようとしている、5G/Hetnet 時代の企業向けソリューションのいくつかを紹介します。
前回は 5G に向けてのインフラ アーキテクチャの変革トレンドをおさらいし、運用上の課題と、その解決には自動化が必要であることを見てきました。第 2 回では、5G で求められるエンド ツー エンド オーケストレーションの視点から、その要件やメリットについて考察します。
これまでの章では、主に 5G におけるネットワーク インフラの技術やアーキテクチャの変遷について見てきました。それを踏まえて、本章のテーマである「エンドツーエンド オートメーション(自動化)」について考えます。