この脆弱性は、Cisco Talos の Marcin ‘Icewall’ Noga によって発見されました。
Cisco Talos はこのほど、VMware vCenter Server でサービス妨害の脆弱性を発見しました。
VMware vCenter Server は、vSphere 環境内のすべての仮想マシンと EXSi ハイパーバイザを集中的に管理およびモニタリングできるプラットフォームです。
TALOS-2022-1588
Cisco Talos はシスコの脆弱性開示方針
影響を受ける製品(VMware vCenter Server 6.5 アップデート 3t)をお使いであれば、できるだけ早く更新することをお勧めします。Talos では、このバージョンの VMware が今回の脆弱性によってエクスプロイトされる危険性があることをテストして確認済みです。
今回の脆弱性のエクスプロイトは、Snort ルール(60408)で検出できます。今後、脆弱性に関する新たな情報が追加されるまでの間は、ルールが追加されたり、現行のルールが変更されたりする場合がありますのでご注意ください。最新のルールの詳細については、Firepower Management Center または Snort.org を参照してください。
本稿は 2022 年 12 月 13 日に Talos Group
のブログに投稿された「Vulnerability Spotlight: Denial-of-service vulnerability discovered in VMWare vCenter 」の抄訳です。