パラ卓球 フランス大会に出場してきました

フランス大会、思うように力を発揮できずに終わりました。

 

結果は個人戦、男子ダブルス共に予選敗退となりました。

 

久々の国際大会、フィジカルよりも思考の点で自分が思う以上に力が入っていたように思います。

だから、柔軟にプレーすることが出来ないまま、しないままで試合を終えてしまいました。

パフォーマンスを思うように発揮できないまま不完全燃焼で終わってしまったような悔やまれる内容・結果となりましたが、だからこそ逆に得られたものも多く、次に向けてしっかりとトレーニングを行っていきます。

今年の大会からはクラスごとの団体戦がなくなり、新しい形でのダブルス戦が設けられ、日本を含め各チームはまだ試行錯誤の段階という印象を受けましたが、チーム構成を含め今後の展開が楽しみなところでもあります。

そして今回のフランス大会、会場は 2024 年パリ・オリンピックの自転車競技を予定している会場でしたが、そこはパリ日本人学校のすぐそばということもあり、大会開催を知った友人が学校へも伝えてくれて、直前の連絡だったのに学校側はフレキシブルに対応してくださり、生徒さんが授業の一環として会場へ応援に来てくれるという嬉しいことがありました。

大会主催者と学校側とで直接交渉し、大会側が生徒さん達を招待する形となったそうです。

彼らは日の丸のボードを手に持ち(一応裏面にはフランスのトリコロールも)、大きく元気な声で「ニッポン!」の声援を送ってくれていました。

 

大会期間中には生徒さんだけでなく先生方も個人的に応援に来てくださったりもし、交流が持てたことも嬉しかったです。

みなさんのその声が選手の僕らの励みになったのは間違いありませんが、彼らにとっても今回の観戦が何かしらのプラスになればと思っています。

余談ですが、2024 年のパリ・オリンピック、パラリンピックに向けて学校としても日仏交流の活動を企画しているとのこと。

 

また、パリ在住の友人たちも応援に駆けつけてくれて、日本チームに熱い声援を送ってくれました。

 

今回得た一番の課題、それは技術でも戦術でもメンタルでもなく、実は長時間のフライト時のコンディショニングです。

直行便で今は 15~16 時間、長いときは 17.5 時間というフライトもあったそうですが、それにどう対応するか、調整するかも重要なポイントとなり、その是非が問われるなとも痛感しました。

世界情勢の影響はこうした点にも及んでいます。

 

そしてもう一点、フランス大会ではなく直後のスロベニア大会ですが、なんと、ウクライナの選手団が出場していました!

あの状況下でどれほどの活動が出来ていたのかは分かりませんが、まずは彼らの無事が確認できたことを嬉しく思っています。

 

コロナ禍のトレーニングで自信を持てたところと、海外のトップ選手を目の当たりにして得た課題と、今後に向けた調整と修正、そして体調管理。

僕が今年の一番の目標としていた 10 月に中国で開催予定のアジアパラ大会は延期が発表されました。

まだまだコロナの影響は続いています。

でも、久々に顔を合わせた海外の選手、中には感染経験を話してくれた選手もいましたが、でもみんなしっかり活動を行っているようで、身体の動きも更に磨きがかかっている印象で、負けてられないとあらためて思いました。

反省を含め思っていた以上に多くを得られたフランス大会、これからもしっかり頑張っていきます!

渡邊 剛

2018年4月、シスコシステムズ合同会社入社。

福岡県出身

中学高校の6年間卓球部に所属。高校生の頃に福岡県大会出場。

高校卒業以降、卓球は全く行わず。

2006年、32歳の時にバイク事故でせき髄損傷し車椅子生活に。

2012年秋に中学の同級生が同じくバイク事故で車椅子生活を送っていることを知り、その彼と再会。彼は車椅子マラソンの日本代表選手になっており、その彼の勧めで2013年より車椅子卓球を始める。

 

2014年

  • 第14回全国障害者スポーツ大会長崎がんばらんば大会 卓球競技 金メダル
  • 第6回国際クラス別肢体不自由者卓球選手権大会 クラス3 4位
  • ナショナルチーム育成選手として国際大会出場権獲得

2015年

    第35回ジャパン・オープン肢体不自由者卓球選手権大会個人戦G2クラス優勝団体戦準優勝
  • 国際大会スペイン・オープン 個人戦 ベスト8タイ・オープン 個人戦 銅メダル

2016年

  • 第8回国際クラス別パラ卓球選手権大会 クラス3 4位

2017年

  • 世界選手権団体戦スロヴァキア大会 出場
  • コリア・オープン 団体戦銀メダル
  • 第9回国際クラス別パラ卓球選手権大会 クラス3 4位