Cisco Talos はこのほど、EIP Stack Group OpENer のイーサネット/IP UDP ハンドラにおいてエクスプロイト可能な情報漏洩の脆弱性を発見しました。
OpENer は I/O アダプタデバイス用のイーサネット/IP スタックです。ODVA の仕様どおりに製品をイーサネット/IP 規格に準拠させるためのオブジェクトとサービスを含んでいます。
TALOS-2021-1234
Talos は、EIP Stack Group から 90 日以内に回答が得られなかったため、シスコの脆弱性開示方針
今回の脆弱性のエクスプロイトは、SNORTⓇ ルール(7056)で検出できます。今後、脆弱性に関する新たな情報が追加されるまでの間は、ルールが追加されたり、現行のルールが変更されたりする場合がありますのでご注意ください。最新のルールの詳細については、Firepower Management Center または Snort.org を参照してください。
本稿は 2021 年 06 月 16 日に Talos Group
のブログに投稿された「Vulnerability Spotlight: EIP Stack Group OpENer information disclosure vulnerability 」の抄訳です。