Cisco Talos はこのほど、Accusoft ImageGear で複数の脆弱性を発見しました。
ImageGear ライブラリは、画像処理アプリケーションを作成するためのツールキットです。画像の作成、編集、注釈追加、変換などの機能に対応しています。DICOM、PDF、Microsoft Office など、100 種類を超える形式をサポートしています。Talos が発見したこれらの脆弱性がエクスプロイトされると、被害者のマシンにおけるメモリ破損やリモートコードの実行など、幅広い不正操作につながる危険性があります。
TALOS-2021-1257
TALOS-2021-1264
TALOS-2021-1296(CVE-2021-21833)
Cisco Talos はシスコの脆弱性開示方針
今回の脆弱性のエクスプロイトは、SNORTⓇルール(54411 ~ 54414、57249 ~ 57252、57270 ~ 57273、57301、57302、57378、57379)で検出できます。
. 今後、脆弱性に関する新たな情報が追加されるまでの間は、ルールが追加されたり、現行のルールが変更されたりする場合がありますのでご注意ください。最新のルールの詳細については、Firepower Management Center または Snort.org を参照してください。
本稿は 2021 年 06 月 01 日に Talos Group
のブログに投稿された「Vulnerability Spotlight: Multiple vulnerabilities in Accusoft ImageGear 」の抄訳です。