ベストのパフォーマンスを出すための体調管理と卓球場での感染対策

2021年がスタートし、東京は気持ちのいい青空の広がる、それこそ「晴れ渡った」日も多いのですが、緊急事態宣言も発出されて新年は何か分厚い雲に覆われたような、不安の中の船出となってしまいました。

 

そんな中で、卓球全日本選手権での石川佳純さんの優勝は勇気や力を与えてくれる差し込む光のように思います。おめでとうございます、そして、お疲れさまでしたとお伝えしたいです。

 

大接戦のゲーム、特にファイナルゲーム8-9のラリーは壮絶なものでした。思わず声が出てしまうほど。そして、その後の石川佳純さんサービスからの2本の得点。あれは圧巻でした。逆に声が出せなくなるような衝撃。感動しました。

 

今大会は通常とは異なる形での開催でしたから、その部分が選手に与える影響は少なからずあったと思います。その中で頑張った選手も、最初から、あるいは途中で棄権を余儀なくされた選手も、また、開催を成功させた関係者すべての方々にも、一日本人として感謝と慰労の言葉を贈りたいと思います。

 

僕自身は、まずは3月に開催予定の大会へ向けての練習を行っている状況です。環境はかなり限定したものとしていますが、内容には不足なく取り組めています。

 

でも正直、練習へ「出掛ける(外出する)」ことに、何か社会へ対しての申し訳なさを感じる部分があります。

 

「この練習は不要不急ではなのか?」と自問自答してしまいます。もちろんそれは僕にとって必要不可欠なものです。ですが、社会にとっては?と考えてしまいます。自分の「行うべき」行動とは?それを考えると答えを見出すのは簡単なものではありませんが、それが頭の片隅にもやもやとした雲のように留まっているのです。

 

自宅でラケットのラバー張り替え作業中!

ですが、そんなもやもやというストレスを抱えて、考えても簡単に答えを見出せないことを抱きかかえた状態で練習し、あるいは試合に挑む。その時、ベストのパフォーマンスが出来るように自分をコントロールする、それもまた「メンタルトレーニング」なのではないか、と「自分の都合のいいように物事を考える」という思考で(笑)、しっかりと前を向いて活動しています。

 

体調管理と感染対策、それを徹底しながらの活動。万が一隔離処置となった場合、体調に異変がなくてもその間練習が出来なくなるのは大きなロスですし、体に負荷をかけることは避けなければならないでしょうから、その期間はかなりのマイナスです。回復を要する期間が生じればそれはもっと長くなる。それは何としても避けたい。「万が一」はもはや万が一の確率ではないという危機感を持ちつつ、常にマスクを着けた状態で練習を行うなどの対応を徹底し、行動範囲にも高い意識をもって活動していきます。

卓球場での感染対策 - 業務用の次亜塩素酸を含む加湿器使用
卓球上での感染対策 - 窓は常に解放し換気

 

2021年、良い一年に出来るよう頑張っていきます!

渡邊 剛

2018年4月、シスコシステムズ合同会社入社。

福岡県出身

中学高校の6年間卓球部に所属。高校生の頃に福岡県大会出場。

高校卒業以降、卓球は全く行わず。

2006年、32歳の時にバイク事故でせき髄損傷し車椅子生活に。

2012年秋に中学の同級生が同じくバイク事故で車椅子生活を送っていることを知り、その彼と再会。彼は車椅子マラソンの日本代表選手になっており、その彼の勧めで2013年より車椅子卓球を始める。

 

2014年

  • 第14回全国障害者スポーツ大会長崎がんばらんば大会 卓球競技 金メダル
  • 第6回国際クラス別肢体不自由者卓球選手権大会 クラス3 4位
  • ナショナルチーム育成選手として国際大会出場権獲得

2015年

    第35回ジャパン・オープン肢体不自由者卓球選手権大会個人戦G2クラス優勝団体戦準優勝
  • 国際大会スペイン・オープン 個人戦 ベスト8タイ・オープン 個人戦 銅メダル

2016年

  • 第8回国際クラス別パラ卓球選手権大会 クラス3 4位

2017年

  • 世界選手権団体戦スロヴァキア大会 出場
  • コリア・オープン 団体戦銀メダル
  • 第9回国際クラス別パラ卓球選手権大会 クラス3 4位