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憧れのシスコに採用されるまでにした3つのこと【2020年入社新卒ブログリレー Vol.10】


2021年1月27日


2020 年 4 月に新卒入社した伊藤です。

今回は、憧れだったシスコから内定をいただくまでの私の就職活動についてお話したいと思います。振り返ると、大切だったと思う 3 つのことがあります。そして、その 3 つは今の営業としての社会人生活にも繋がっていると考えます。

私にとって、“就職活動”というものは不安だったものでもありますが、それ以上に自分が情熱を注いだものだと言えます。就職活動を通して、自分は成長したとも考えています。私の経験が少しでも参考になれば幸いです。

1.リミットを自分で作らない

私のモットーの一つに「リミットを自分で作らない」というものがあります。このモットーのおかげでシスコに入社できたと言っても過言ではないかもしれません。
大学 3 年生の 12 月、シスコが東京の就職イベントに参加するとの情報を見たので、大阪から自費で東京に行きました。大学生にとって、面接に行くわけでもないのに、大阪-東京の往復交通費とその時間を費やすことは大胆なことでした。しかし、シスコはあまり就職イベントに参加しないイメージがあり、行かないと後悔するかもしれないと思い参加しました。これも一つのリミット外しだと言えると思います。

そのイベントでは、多くの企業がその場で選考をしていました。私は知っていてイベントに行ったのですが、シスコは会社説明のみでした。会社説明を聞いた後、質問があったので人事の方に質問をしに行きました。質問をした後、このような会話をしました。

私:「御社の選考はこのイベントではしていないんですよね。」
人事の方:「そうなんですよ。説明会だけですね。」
私:「履歴書を受け取っていただくことは可能なのでしょうか。」
人事の方:「可能ですよ。」

私は図々しくも履歴書を人事の方に渡しました(笑)この時履歴書を渡したのは、せっかくイベントに参加しに来たから何かしたいという思いからでした。

その数週間後、見知らぬ電話番号から電話がかかってきました。それはシスコの人事の方からで、電話で一次面接をしたいというものでした。自分がシスコの採用に進むことができるとは思ってもみなかったので、とても嬉しかったと同時に、あの時履歴書を受け取ってもらえるか聞いて本当によかったと思いました。何が起きるかわからないとはこのことだと思いました。イベントに参加すると決めたこと、履歴書の受け取りが可能か思い切って尋ねたこと、この 2 つがなかったら今私はシスコにいないかもしれません。

 

2.素直でいる

電話での一次面接の時のことです。面接官の方から「何か最近のシスコのニュースは知っていますか?」と聞かれました。一次面接で会社の最新情報を聞かれるとは思っていなかったので、恥ずかしながらシスコの最新情報を知りませんでした。「申し訳ないですが、シスコの最近のニュースは知りません…勉強しておきます。」と言いました。この瞬間、あ、私選考に落ちたな、と思いました(笑)

他にも質問があり、その一つにこのような質問がありました。「あなたの家族や友達が知らないあなたの一面は何ですか?」というものでした。私は初対面の人でも親友でもほぼ変わらず接するタイプの人間なので、「どんな人にも自分のすべてを見せているので、友達や家族が知らない私の一面は一つもないと思います。」と答えました。この答えはいわゆる“正解”の答えではありませんし、面接官の方が聞きたかった内容ではなかったと思います。むしろ、回答が咄嗟に見つからなかったからそう答えたと思われても仕方なかったと思いますが、面接官の方は笑ってくれました。しかし、またこの時も私は選考に落ちたと思った瞬間でした(笑)

その後、一次面接が通ったと連絡が来ました。とても驚きましたが、もしかしたら素直でいたことがよかったのかもしれないと思いました。

 

3.アピールする

その後の面接も通り、最終面接の前に Web テストがありました。Web テストが通らないと、最終面接には行けません。私が Web テストをしている中、次のページに行くと何も映っておらず、真っ白でした。見てみると、ポケット Wi-Fi が切れており、再受験ができなくなりました。人事の方に事情を説明し、かつシスコが第一志望なので再受験をさせていただけないか頼みました。その結果、再受験を何とかできることになりました。もし第一志望だと主張しなかったらどうなったかなと思います。

一次面接でシスコのニュースを答えることができなかった反省もあり、私はその後シスコについてかなり勉強しました。シスコが好き、シスコに入社したいと思っているのに、それが伝わらなかったら後悔すると思ったからです。シスコについて知っていたら、その思いは伝わるかと思います。シスコの Twitter、Facebook、Instagram をフォローし、情報をキャッチしました。シスコのホームページ、就職サイトのシスコのページなど、隈なくチェックしました。シスコが出している「リーダーをめざす貴女へ」という本も大事なとこは付箋をし、読みました。六本木のミッドタウンでシスコのイベントがあったので、そのイベントにも参加しました。OBOG 訪問のできるアプリを複数使って自分の大学以外の方との OBOG 訪問も試みました。(その時は残念ながら見つかりませんでした…)

最終面接の時、シスコについて知っていますか、と聞かれたので、サンフランシスコに留学をしていたのでシスコを知っていたことと自分がどのようにしてシスコについて勉強したか、何を知っているかをアピールしました。逆質問の時も、質問によって私がどれだけシスコに入社したいか分かる質問、シスコについて知っていると思っていただける質問もしました。最終面接後の人事の方との会話では、シスコに入社したいことを伝えました。

就活生の中には、第一志望だと言わなくても選考を受けているのだから会社側が分かってくれるだろうと思ったり、変に遠慮したりして、最終面接でもあまり自分の気持ちを伝えない方が多いように思います。しかし、自分の思いは信頼性のあるエピソードを持って言葉にしてアピールしないと相手に伝わらないと思います。面接は一回一回が本番で、通らなければ再度チャンスのいただけるものではないです。後悔しないものにするには、一回一回のチャンスで自分の思いを伝える、アピールすることが大切だと思います。

サンフランシスコ留学中のワンシーン

サンフランシスコ留学中のワンシーン

 

社会人における 3 つのこと

リミットを自分で作らないという点では、自分なんかじゃあのポジションに将来いけないのではないか、このキャリアパスはできなさそうだなと、挑戦せずに決めつけること、をしないということが言えます。また、プロジェクトでもうやりつくしたと思っても、他に何かできる方法はないのか探し続けることもそうですし、もう無理かと思っても、その結果を決めるのが他人だとしたら、結果が出るまでは自分ができることを最後までする、ということなどもリミット外しだと思います。

素直でいるという点では、素直さによってコミュニケーションがクリアなものになります。また、同期、後輩、先輩、上司という社内の方初め、パートナー様・お客様という社外の方との信頼にも繋がると思います。営業としては人との信頼関係を築くということはとても重要なことです。

アピールするという点では、お客様に自分の気持ちをしっかりその場で伝えるということが言えますし、何か自分がやりたいこと、成し遂げたいことがあるときに遠慮せずやってみたいですと先輩や上司の方に主張することも自分の成長になるのではないかと考えます。

私の個人的な就職活動についてお話ししましたが、就職活動やはたまた他の何かに少しでも参考になればとても嬉しいです。

よろしければ、こちら の採用ページもご参照ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

次回は森岡が投稿予定です。お楽しみに!

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