スモールビジネスにおけるイノベーションから学べること

この記事は、Webex Team によるブログ「Small business innovation and how you can learn from it」(2020/9/30)の抄訳です。

 

コロナ禍が続く中で、スモールビジネスは現代経済において一層重要な役割を果たしています。

スモールビジネスは、コロナ以前より、雇用を創出し、数千万人の米国人を雇用し、信じられないほど幅広く、価値ある商品やサービスを提供しています。家族や友人と特別な日を祝うような生活に身近なサービスから、最先端の技術開発まで、スモールビジネスが担っている重要な役割はとても幅広いものです。

そして、スモールビジネスは先進的なイノベーターという存在でもあります。新しいアイデア、製品、プロセスなどを開発し、規模の大小を問わず他の企業はスモールビジネスの先行した施策から多くの事を学ぶことが出来ます。そのスモールビジネスがイノベーションをどのように生み出しているのか、そしてその成果から何を学べるのかを詳しく見ていきましょう。

 

イノベーションとは何かをしっかり理解する

イノベーションとは、成功すれば極めて有益な成果に結び付くダイナミックなプロセスです。たとえば、物の作り方や物事の進め方を変えたり、現在の製品やワークフローを大幅に改善したりするものがイノベーションと呼ばれます。

しかし、イノベーションはとてつもなく素晴らしい大発明レベルで真新しいプロセスを生み出すものである必要はありません。画期的発明だけがイノベーションではないのです。斬新な電気自動車シリーズを開発したり、新しいダイレクトセールスモデルを考案したりする必要もありません。The Balance Small Business はイノベーションとは単に「改善と工夫」であると伝えています。既存のサプライヤや新規のサプライヤと協力してコストを削減したり、製品の包装を今までよりも少し頑丈なものへ変えることも立派なイノベーションと言えるのです。

また、スモールビジネスはイノベーションにおいていくつかの点において有利です。大企業のような複雑な承認プロセスシステムなどは業務の円滑化には役立ちますが、創造性を阻害する場合もあります。一方、スモールビジネスでは、こうしたプロセスやシステムに縛られません。また、小規模な組織を維持するという財務面および運用面での制限から、必要に駆られてイノベーションが生み出されることもあります。さらに、何らかの問題を解決しなければならない場合、スモールビジネスでは、すぐさまオーナーとスタッフが一丸となり全力で問題解決に当たることができるということも利点となります。

スモールビジネスにおけるイノベーションには、問題の深掘りと現在の業務に対する批判的評価に加え、経営幹部または管理職としての役職として立場だけでなく現場でも草の根的に活躍できるリーダーの能力が必要であると Forbes Coaches Council のメンバー Nick Leighton 氏は述べています。こうした条件は、豊富な資金を持つスモールビジネスやテクノロジー関連のスタートアップ企業だけに必要とされるものではありません。これら資質を必要とするのは、個人事業主をはじめ、小売業や製造業など、あらゆる業界のスモールビジネス全般に当てはまります。スモールビジネスにおけるイノベーションから学べる最も重要な教訓の 1 つは、問題としっかり向き合い、正しいアプローチを取り、時間とリソースを十分につぎ込むことで状況が好転し、有益な変化につながる可能性に繋がるという事実です。そして、これらこそがイノベーションの核なのです。

 

イノベーションが生まれやすい環境を作る

イノベーションの点でスモールビジネスの方が大企業よりも高い評価を得ていることに驚きはありません。従業員数が少なく、謙虚で誠実なスタッフが多いほど、従業員間の連携は緊密になるからです。

従業員がプロ意識と連帯感を持ち続けている限り、彼らの小さな輪で繰り広げられる直接的なやり取りは、問題解決や改善に向けた活発な議論が生まれやすくなります。その結果、多くの従業員がプロセスの考案や改善に貢献でき、イノベーションの生まれやすい風土が形成されます。このように全員参加型の職場環境を作り出すことは、多くのスモールビジネスにとって難しいことではありません。そして新興であればあるほど、これらの条件が自然に整いやすくなります。

スタッフが物理的に同じ場所で働いていなくてもコラボレーションを通じたイノベーションをもたらすことができます。世界中でテレワークが定着しつつある今、スモールビジネスは、仮想会議を開いて、直面する課題や、新たなビジネスチャンス、イノベーションの目標についてじっくり議論することで、スタッフ同士の連帯感を一層高めることができます。スタッフが毎日隣り合わせで働いていたときほどの密接なつながりを感じられなかったり、会議にあまり身が入らなかったりする従業員もいるかもしれません。そうした状況下では、活発な連携を維持・促進するために信頼性が高く臨場感のあるビデオ会議ソリューションが必要不可欠となります。

ビジネスメンターのボランティア団体である SCORE は、イノベーションが生まれやすい企業に共通するもう 1 つの条件として、「失敗を恐れずにさまざまなことを試せる環境」を挙げています。企業は常に、試せる環境を整えることと効率的であり安定的にビジネスを進めること、この二つのバランスを取り続ける努力が必要となりますが、多くのスモールビジネスは、その両方を同時に追求しやすいと言えます。新しいアプローチを試したり有益と思えるアイデアを具体化するために、十分な時間とリソースを従業員に与えれば必ず成功につながる!とは言い切れませんが、きっとそこから企業の変革につながる有益で興味深いコンセプトが生まれるはずです。

スタッフが主要な業務をきちんとこなし、常に責任感を持って職務に取り組んでいることを前提に、各自が自主的に活動できる時間を設けられるようにすれば、一層イノベーションを加速することができます。これはSCORE がもう 1 つのポイントとして挙げた、「途中で停滞しがちなイノベーションを進展すること」にもつながります。特定のスタッフだけをイノベーターとして限定して位置付けるのではなく、できるだけ多くの従業員がプロセスの考案や改善に自発的に参加できるようにすることで、会社が直面している重要な課題について、さまざまな視点からのアイデアが活発に生まれるようになります。

 

スモールビジネスにおけるイノベーションをもっと身近なものにする

スモールビジネスにおけるイノベーションは、上から強制されて生まれるものではありません。各自がアイデアを練り上げるために必要な時間とスペースをスタッフに与え、さまざまな意見を取り入れながらグループで協力し合うことを推奨し、できるだけ多くセッションを開催するように努めましょう。また、劇的な変化につながるものだけがイノベーションではないのだとしっかりと心に留めておきましょう。少しでも前向きな変化が見られれば、それで十分なのです。

Cisco Webexは、イノベーションを生み出す「場」が必要な時、信頼性と臨場感が求められ、安全な形で集まる必要がある場合に役立ちます。そしてスモールビジネスのイノベーティブなコラボレーションをこれからも効果的にサポートします。

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吉田 留津子

日系 IT 企業にて、光伝送装置 開発エンジニア、プロダクトシステムエンジニアを経験した後、北米 IT 企業にて、セールスエンジニア、プロダクトマネージャー、アカウントセールスに従事。2010年にシスコ入社。PMP を取得し、アカウントマネージャーを経て現在はコラボレーション営業部ビジネスデベロップメントマネージャー

仕事上のポリシーは「新しいものを生み出す努力をし続ける」こと。

家族:旦那一人(笑)、22歳長女(巣立ち済)、雄犬一匹(長男と書きたい欲求をおさえます)