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危機に直面した時にこそ大切にしたいマインドセットーピンチをチャンスにー

この度の新型コロナウイルス(COVID-19)の拡大により影響を受けられたすべての皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

COVID-19に関しては、連日の報道でも、世界各地における感染者の拡大はもちろん、かつてないほどの世界経済への影響が懸念されています。

感染リスク低減の取り組みとして、弊社を含め、テレワーク推奨等、世界中で様々な注意喚起がなされています。今、このような状況下だからこそ、私たちが人として、市民として、社会人としてすべきことは何か、私の想いを共有させていただきます。

私は20年前に米ニューヨークに赴任中、米同時多発テロ9.11事件に遭遇しました。ほんの500メートル先でワールドトレードセンター・ツインタワーが崩れ去りました。

9.11事件の前後で世界は一変しました。人々の価値観も大きく変わりました。それと匹敵する変化が今のCOVID-19の脅威です。この脅威がいつまで続くのか誰にもわかりませんが、あきらかにこれまでの世界には戻れないと思います。そう考えると恐怖や不安が押し寄せてくるかもしれません。しかし、これまでもこういった事件や天災が起こっても、人類はそれを乗り越えて新しい未来を切り拓いてきました。少し精神論になりますが、私が20年前、身をもって9.11事件を体験したことから学び、大切にしている3つの考え方をご紹介したいと思います。

危機に直面した時にこそ大切にしたいマインドセット

1.今の幸せは当たり前ではない、今、この瞬間に心から感謝すること

特に日本は安全で、戦争もなく、素晴らしい医療機関があり、快適な生活ができます。それらが皆当たり前になっています。素晴らしい家族が健康でいること、素晴らしい仲間と仕事ができること、すべて普段当たり前のように思えることが、実はとても幸せなことで、無くなってしまったら堪え難いことである、という「今」に対する感謝の気持ちを改めて感じることが大切だと思います。そして、誰もが助け合うことが重要です。

2.どのような状況下(天災、テロ、病気など)においても、今できること、逆に今しかできないことに集中すること

「今」に感謝すると同時に、未来はすべて今の行動にかかっていることを忘れてはいけません。今、ただ怯えて動かないのではなく、何ができるのか、逆に今だからこそ、家族のため、お客様のため、社会のため、会社のためにできることが何かあるのではないかを熟考し、今こそプロアクティブに行動を起こすべき時だと思います。未来を変える唯一の方法は、今の行動です。

3.次の世界はどう変わるのか、ポジティブに素晴らしい未来が来ることを想像し、信じ、その準備を始めること

今の困難の後に来る世界は、決してネガティブな事ばかりではありません。新しい価値観が生まれ、イノベーションが加速される新しい素晴らしい未来を、会社のあり方、仕事の仕方、学び方、あらゆる角度からポジティブに想像し、その準備を始めなければいけません。その時、社会や会社、私たち個人がどのように変わるべきなのか。その準備を今から考えておくことが重要です。

今、まさに“人々の働き方、生活の仕方、遊び方、学び方を変える”というシスコのビジョンを実践する時です。ピンチをチャンスに変える!それが私たちシスコの使命です。以上のような考え方を共有し、シスコでは社員一人ひとりが一丸となって、お客様、社会と寄り添い、この危機を乗り越えたいと思っております。

現在シスコでは、COVID-19への対策の一環としてテレワークに取り組まれている企業・組織の皆さまをご支援するためにCisco Webex Meetings90日間無償支援プログラムを提供しております。また、シスコでは、COVID-19への対策支援にグローバルで2億2,500万ドルの製品提供・寄付金の拠出を決定するなど、様々な取り組みを図ってまいります。

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中川 いち朗

シスコシステムズ合同会社の代表執行役員社長として、日本市場向けの事業全般を統括。2021年1月25日、現職就任。金融、製造、流通、IT業界の大手企業を対象とするエンタープライズ事業部門の役員を経て、直近では、副社長 情報通信産業事業統括として大手の通信事業者を始め、携帯通信、ブロードキャスティング、クラウド、メディア業界における戦略立案の責任を担った。シスコ入社前は、日本IBMのソフトウエア事業 事業統括理事や日本ヒューレット・パッカードの常務執行役員ソフトウエア事業責任者を務めるなど、ICT業界で30年以上の経験を擁す。