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DevNetを中心に広まるネットワークAPI活用事例

プログラマビリティ、APIでビジネスに変革を!

学習、スキル:DevNet認定資格

DevNet認定資格が、2020年2月24日から始まりました(DevNet Associate、DevNet Professional)。資格を最初に取得された500名をDevNet500としてスペシャル認定を差し上げる企画がグローバルで展開され、16日間で500名に達したというアナウンスがありました。なんと、日本からもDevNet500を取得されたという声をオンライン、オフラインで伺いました。本当におめでとうございます!

技術者にとって新しいことを学んだり、実際に動かしてみたりすることは楽しいものです。プログラミング言語を覚え、製品のAPIの仕様を調べ、実際に自分が書いたコード(コピペであっても)がうまく動作したときの快感は何とも言えません!これまでは製品の仕様の範囲でしか扱えなかった監視データや制御のトリガーが、自分のコードで自在に扱え、かつ、さまざまな情報や製品と組み合わせられることがわかったら、どんどん新しいことに挑戦したくなり、気づいたらすっかり没頭、、、という感じで、すでにDevNet界隈のエンジニアたちは日々楽しく過ごされていることと思います。

「興味はあるんだけど、、、」と、あと一歩を躊躇されている方も多いかと存じますが、始まったばかりです!まだまだDevNetというキーワードを初めて聞かれたという方が大多数、DevNet認定資格が開始したのを機にDevNetのサイトを開いてみた程度、という方もいらっしゃるかと思います。認定資格は始まりましたが、資格がすべてではありません。サンドボックスLearning Labsを使えば、すぐに無料でシスコのネットワークAPIを試して頂けます。まずは、自分で書いたコードが動く楽しさを多くの方に味わって頂きたいです(もちろん認定資格にも挑戦してください)。

経験、体験 :新しい仕事の仕方、思考、チームワーク

先月(2020年2月)、振り返ってみるとギリギリのタイミングでしたが、無事にアイデアソン&ハッカソンイベントを開催できました。改めて、ご参加頂いた皆様どうもありがとうございました。イベントの様子は、こちら(前篇後篇)をご覧くださいませ。ハッカソンやその発表内容はもちろんですが、前段で実施したアイデアソンそのものも大変好評で、「アイデアソンを切り出したイベントを技術系以外の方にも実施してはどうか?」といった意見なども頂いております。テクノロジーに加え、考え方や働き方についてもプログラマビリティの観点からアプローチでき、興味深いですね。DevNetのサイトにある、デザイン思考のコンテンツも英語が苦にならない方は是非参考にご覧ください。シスコ社内でも、特に製品開発部門に対してもデザイン思考のワークショップが頻繁に開催されています。

成果、コード :テクノロジーコンテスト、コードやユースケースの共有

アイデアソン&ハッカソンやDevNet Expressでは、主に楽しんで頂くこと、経験して頂くことを主目的に実施してきましたが、2013年から実施しているテクノロジーコンテストは、成果物を重視するイベントとして、過去五年にわたり行われてきました。新しいスキルと経験、思考法によって生まれる成果物やユースケースを、みなさまに発表頂ける機会を、今後も作って行く予定です。楽しみにしてください!もちろん、DevNet CodeExchangeへのコードの共有、DevNet Automation Exchangeでのユースケースの共有は、すぐにでも可能です。ちょっとした小ネタからマニアックなネタまで、挑戦してみてください。

ビジネス価値 :プログラマビリティ、APIでビジネスに変革を!

「DevNet、本当にやる価値があるの?」「ビジネスに活かしている例はどれくらいあるの?」「うちもやる必要があるの?」「やるべきであると役員を説得する材料が欲しい」という質問やご意見を日々、特に経営層や技術系マネージャーの方から頂きます。

業種業界、収益モデル、職種や企業文化によって、個人や組織の動きやすさは当然違いますので、みなが均一に取り組めるとは思いませんが、プログラマビリティやAPIの価値が理解され、実践され始めると一気に波が来る、そんな側面もあるかと思います。個人としては来たるべきときに備えておかなければいけませんし、現場のマネージャー層のみなさまは、経営陣にプログラマビリティやAPIの価値を説明しながら、組織として土台を固めつつ、新しいことに挑戦していく舵取りが託されているはずです。

日本国内でも、実はすでに価値を理解され、行動に移され、何らかの収益やビジネス価値に結びつけた結果を出されている方が多くいらっしゃいます。私たちが日常的にお付き合いさせて頂いているお客様やパートナー様、社内の関係者とも議論する中で「熱意と結果を両立されて営業的、技術的価値を証明されているみなさまにインタビューをして、広くDevNetの価値を訴えるショートビデオを作ろう!」ということで、こちらのビデオが生まれました!

DevNetを活用したビジネスへの道のり

DevNetは、ビジネスおよびアーキテクチャ、技術や製品のトレンド、エンジニアのスキル、働き方や思考法、日々の業務への適用やマネタイズなど、一連のサイクルを対象にしています。シスコ日本チームでも、オンライン&オフライン双方から、継続的にサポートしていきますので、ご期待ください。

Kazumasa Ikuta

シスコシステムズ合同会社 APJアーキテクチャー プリンシパルアーキテクト。2001 年入社。エリア担当 SE、通信事業者担当 SE、SDN応用技術室を経て、2021年よりアジア太平洋地域アーキテクチャーセントラルグループ所属、プリンシパルアーキテクト。主に企業向けのネットワーク運用管理全般および製品、SDNやネットワークプログラマビリティ関連、Cisco DevNetを担当。提案、構築、運用維持管理における技術サポート、本社開発部門と連携したアジア地域での製品や技術のロールアウトプラン策定と実行、対外的なプレゼンテーションなど、仕事を選ばず幅広く活動中。書籍:Ciscoネットワーク構築教科書[解説編](共著)Ciscoネットワーク構築教科書[設定編](共著)Cisco WAN 実践ケーススタディ(共著)