この記事は、APJ のエンタープライズ部門バイス プレジデント Scott Brown によるブログ「Education going digital and Cisco is a partner for transformation」 (2015/9/10)を意訳したものです。
これを聞いて驚く方がいるかもしれませんが、私はかつてアメリカの複数の大学で教授をしていました。2013 年までの 15 年間はシスコに勤務しながら大学で教鞭をとっていたので、教育方法が時代と共にテクノロジーによってどれほど変化し、向上してきかたかをじかに見ることができました。Internet of Everything
教育は私にとって、とても大切です。それは私がリーダーを務めるアジア太平洋地域のエンタープライズ事業にとっても同じです。先週ラスベガスで行われた年次販売会議であるシスコの Global Sales Experience(GSX)
私がこれらのセッションで取り上げた主なテーマは、教育をデジタル化へと変革させること、そして、インターネットに接続されたスマートなモバイル ラーニング環境を学生と教員が積極的に活用することに関する、政府、企業、教育機関の段階的な認識の高まりと取り組みです。たとえば、次の 5 年間で、スマート教育市場は世界中で 24 % 成長すると予測
このデジタル化の動きにおける新たな一歩として、シスコと Apple の提携が GSX で発表されました。この提携により、iOS デバイスとアプリがシスコのネットワークおよびコラボレーション環境に最適化されるようになります。個人所有デバイスの持ち込み(BYOD)やクラウド アプリケーションが世界中の教育機関で広く導入されている背景には、Apple デバイスの普及が大きく寄与しています。この提携は最適なタイミングで実現しました。そして、魅力的かつ安全で、共同作業にも対応した学習体験を学生に提供するという点で極めて重要です。
アジア太平洋地域の教育事情は非常に興味深いものです。それは、この地域には世界人口の 60 %
この地域には、識字率
シスコは、地域経済および社会規範の支援に取り組んでおり、地方自治体およびコミュニティのパートナーとして、ソーシャル イノベーションと人材開発をサポートし、生涯学習の提供、雇用の創出、生産性の向上を図っています。
シスコ ネットワーキング アカデミー は、未来の労働力を養成するためのシスコの主力プログラムです。世界中の学校および企業を対象に公共と民間のパートナーシップを築いており、今年で 17 年目を迎えます。Academy プログラムはこれまでに、アジア太平洋地域の 1,300 の機関において、140 万人の受講生に技術教育を実施してきました。また、毎年 30 か国で 24 万人を超える受講者が入学しています。ネットワーキング アカデミー の取り組みの一環として、シスコでは受講者と企業の橋渡しとなる長期的な取り組みを推進しています。たとえば、「Women Rock-IT」
この他にも、アジア太平洋地域の国では、コネクテッド ラーニングを実現したり、アジア太平洋地域の次世代労働力を養成するための取り組みが数多く行われています。タイでは、シスコはタイの教育省と提携
この地域は非常に面白い時代を迎えています。この地域の多様性と可能性から刺激を受け、シスコはすべての人に恩恵をもたらすデジタル アジアを見据えています。
コネクテッド ラーニングへの取り組みについて詳細をご確認ください。