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【Interop Tokyo 2015】 シスコの SDN への取り組みと製品群


2015年6月3日


いよいよ Interop Tokyo 2015 まであと 1 週間になりました。今日はシスコのSDN コーナーをご紹介致します。

広がる SDN の適用領域

SDN というと、「ソフトウェア」をキーワードとして、OpenFlow や Open Daylight を中心とした様々なオープンソース プロジェクトによる取り組みがあります。また、シスコも含めた複数のベンダーによる商用化や相互接続試験、データセンターやクラウド基盤をはじめ、各テクノロジーセグメン トへの実験的な展開も行われています。

ソフトウェアとネットワークが密接に連携し、特に上位部分はオープンでエンジニアに解放されていて、ほとんどがプログラマブル。エンジニアの知的好奇心をおおいに刺激し、技術者の間では業務を超えて“遊べる”トピックにまでなっています。

参考)OpenDaylightへの貢献

OpenDaylight への貢献

SDN がカバーする対象も、スイッチ数台の LAN からデータセンター間通信、オーバーレイ、WAN のトラフィック エンジニアリングなど、非常に幅広くなってきました。それに伴って、だんだんと全容が分かりにくくなり、現場からは、ビジネスへの貢献という観点で疑問視される声も出てきています。まだまだ過渡期であることもまた、事実だと思います。

interop-tokyo-2015-sdn-fig2

ビジネスを支援する SDN

シスコでは、これらの取り組みと並行して、お客様が SDN を活用して短期間でビジネス成果に結びつけることができるよう、製品やソリューションの開発を進めています。とりわけ、これまでは技術の先進性や革新性が重視されてきた一方で、数多くのシスコのお客様やパートナー様からは、リスクをなるべく避け、既存の資産を活かしたいという声にも対応しようとしています。

長期的なビジョンと即効的な実用性とのバランス、適応ネットワークや利用端末種別の特徴など、技術的な革新性を超えて、それぞれの領域で求められる要件にフィットした SDN が必要です。

各分野での用件に応じて製品を整理・統合

お客様の要件に合わせたルータやスイッチといったハードウェア製品をシスコが提供しているのと同じように、SDN においても、企業や組織の LAN/WAN、データセンターやクラウド基盤、通信事業者の商用設備など、それぞれのセグメントに合わせた最適なソリューションをご提供します。

Interop Tokyo 2015 のシスコブース

来週開催される Interop Tokyo 2015 の展示会場内のシスコブースでは、デジタル ビジネスの実現を加速し、皆様のビジネスに新たな価値と機会を創出する基盤となる最新テクノロジーを 10 のカテゴリーに分け、デモや展示を通じてご紹介します。

SDN コーナーでは、シスコの SDN ソリューションについて、まとめて情報をお届けします。企業向け SDN 製品や、OpenDaylight を活用した一部のデモを紹介しながら、シスコ テクノロジーを横断した SDN への取り組みをご案内します。さらにその他の個々の詳細についても、それぞれのコーナーでご説明いたします。

ぜひ、シスコブースにお立ち寄りいただき、様々な SDN への取り組みと製品、最新情報をご覧ください。

参考)Interop Tokyo 2015 シスコブース内テクノロジー コーナーの配置

interop-tokyo-2015-sdn-fig4

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