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モバイル ビデオの価値を享受する


2014年1月28日


Kip Comptonこの記事は、Kip Compton によるブログ「Capturing Value from Mobile Video in Motionpopup_icon(2013/9/17)を意訳したものです。

モバイル ビデオによる、コミュニケーションやコラボレーションの進化を体感することは難しくありません。例えば、通勤電車のなかで海外の同僚と共同作業する。ソファーでくつろぎながら友人や家族と会話する。仕事の休憩時間に最新の Vine 共有ビデオをチェックする。帰宅時のタクシーで最新の TED トークを視聴する。ビデオは至るところに存在し、至る所で需要があるのです。

シスコの最新の VNI グローバル モバイル データ トラフィック予測」では、モバイル ビデオの需要は今後 5 年にわたって増加し、2017 年までに全世界のモバイル データ トラフィックの 3 分の 2 はビデオのトラフィックになると予測しています。

驚くような結果ではありません。モバイル ビデオは、移動中あるいはリアルタイムで利用できるという利便性から爆発的に普及する潜在能力を秘めています。企業と消費者は、移動しながらビデオを見ることにどのようなメリットを得られるでしょうか。ここでは、企業が顧客・従業員志向を維持しながら、モバイル ビデオにおける競争優位性を持つための方法をご紹介します。

モバイル ビデオを IT 戦略の重点項目に位置付ける

Gartnerpopup_iconの最近の調査によれば、モバイル ビデオの業務利用が増加傾向にあります。従業員の 66%が業務に 2 台以上のモバイル デバイスを使用し、ビデオの表示方法やアクセス方法は多様化しています。従業員が、スマートフォン、タブレット、PC などのあらゆるデバイスでビデオにアクセスでき、快適に視聴と共有ができるよう、十分な帯域幅を備えたネットワークを企業の IT 戦略の中枢に据える必要があります。

従業員がモバイル ビデオを活用するための方法を評価するだけでなく、ビデオ作成とビデオ コラボレーション テクノロジーの活用をサポートする環境を整えることも重要です。今日の企業にとって、リアルタイムのモバイル ビデオ会議や TelePresence システムは、未来のシステムではなく、企業文化の中心的存在となっています。モバイル ビデオをサポートすることにより、従業員の生産性を高め、イノベーションを促進することができます。シスコは、確かな品質とサポート機能を備えたビデオの導入を検討している企業に、シスコのメディアネット アーキテクチャを中核としたブループリントを提供します。

顧客にユニークな体験をもたらす

ビデオは、従業員だけでなく、顧客へのエンゲージメントも高めます。モバイル ビデオにより、顧客へのリーチを増やし、ターゲティング コミュニケーションとサービス差別化によってユニークな顧客体験を創造することにより、収益を拡大することができます。

ガーディアン紙popup_iconは、モバイル ビデオを進化させ、ターゲティング広告により顧客にインタラクティブな体験をもたらす方法を解説した記事popup_iconを掲載しました。この記事は、「テレビやオンライン ビデオで流れるような単純なモバイル向けの広告コンテンツは消滅し、これまでにない双方向性と新しいタイプのマーケティング投資がモバイル ビデオ広告の成長を加速させている。」と論じています。

双方向のビデオ体験をさらに進め、個々人に最適化されたモバイル体験を提供することで、顧客にさらに近づくことができ、多様な業界で影響を与えることができます。小売業、サービス業、運送業、医療機関、教育産業、そして政府機関にもたらす影響力の大きさについて考えてみてください。モバイル ビデオと進化を続けるアーキテクチャは、これらの業界にどのような影響をもたらすのでしょうか。ぜひコメントをお寄せください。

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